アストロスケールがシリーズA資金調達で770万米ドル(約9億円)を確保

投稿日 2015年2月16日 カテゴリーニュース

シンガポールを拠点に宇宙事業を営む民間のベンチャー企業、アストロスケールは、2015年1月末に、大手ベンチャーキャピタルである株式会社ジャフコ(以下、ジャフコ)と9名の著名な起業家、Mistletoe, Inc.(代表取締役社長 孫泰蔵氏)、山岸広太郎氏、笠原健治氏、諸藤周平氏、村田マリ氏、西川潔氏、谷家衛氏、金田修氏、小澤隆生氏より770万米ドル(約9億円)のシリーズA資金調達を完了しました。 革新を起こすべく調達したこの資金により、日本に拠点を設立して小型衛星の開発を加速させ、2017年末までに世界初のスペースデブリ除去の実証実験を実施することを目指します。

アストロスケールCEOの岡田光信は次のように述べています。「アジアで初めて、大型宇宙ベンチャーへの資金調達が成功して大変嬉しく思っています。この資金調達自体が、アストロスケールの方針と存在する意味を表しています。ジャフコからの投資は、国主導が当たり前だった宇宙業界において、今はスペースデブリのグローバルな問題に、民間宇宙企業が牽引して取り組んでいるという業界の変化を示しています。洞察力の優れた起業家9名による投資は、持続可能な宇宙環境の実現の重要性を理解し、その取り組みに関与して行くという彼らの意思表示です。」

ジャフコの長岡達弥氏は、次のように述べています。「アストロスケールは、地球環境問題であるスペースデブリの問題に正面から取り組む宇宙産業のパイオニアです。ジャフコは岡田社長と彼の志の下に集ったチームに深い信頼を寄せています。私たちは9人の著名な起業家の方々と共にチームの一員となれることに心より嬉しく思い、アストロスケールを成功に導くためにいかなる尽力もいといません。」

ジャフコ株式会社
ジャフコ株式会社は、日本を代表するベンチャーキャピタルであり未公開株式投資会社です。日本、シンガポール、中国、台湾、韓国、アメリカ合衆国に拠点を持ち、東京証券取引所に上場しています。1973年の創業以来、投資先962社(2015年1月28日時点)が新規上場を果たしています。

ジャフコの詳細については、jafco.co.jpをご覧ください。※株式会社ジャフコは、2020年にジャフコグループ株式会社に社名変更しています​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​

 

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