アストロスケール英国、アンドリュー・ファイオラを商務担当ディレクターに任命 

Posted 2023年01月24日 カテゴリー: ニュース

衛星サービスと全軌道にわたる長期軌道持続可能性のマーケットリーダーである株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼CEO 岡田光信、以下「アストロスケール」)の英国および欧州の子会社Astroscale Ltd.(以下「アストロスケール英国」)はこの度、アンドリュー・ファイオラを商務担当ディレクターに任命したことをお知らせいたします。

アストロスケール英国の社長ニック・シェーブのコメント 「アンドリューを商務担当ディレクターとして迎えられることを大変嬉しく思います。アンドリューは幅広い商務経験を持ち、衛星事業者があらゆる軌道で直面する課題に精通しています。軌道上サービス、衛星のEOLサービス、既存デブリの除去(ADR)などの各市場向けに当社が開発している最先端のソリューションに独自の観点をもたらしてくれると期待しています。」 

ファイオラは、2030年までにデブリ除去を含む軌道上サービスを当たり前のものにするという当社の目標に向けて、英国を拠点にアストロスケール英国の商業販売、事業開発、マーケティング活動を指揮していきます。 

ファイオラのコメント 「宇宙環境を保護し改善する重要性が誰の目にも明らかなこの時期に、目覚ましい発展を遂げるアストロスケールに加われたことを大変嬉しく思います。宇宙をベースとした測位、通信、地球観測などがなければ、私たちが日々の生活を快適に送るために当たり前のように使っているサービスの多くは、たちまち利用できなくなります。衛星業界での経験と宇宙への情熱を生かし、幅広い顧客ベースと連携しながら、私たち全員が抱える課題を克服できることを楽しみにしています。そして、次世代のために宇宙を持続可能なものにするというアストロスケールの壮大なビジョンの実現に努めてまいります。」 

ファイオラは、商業販売と市場開発の職務で培ってきた20年以上の経験を有し、主に陸・空・海の遠隔地への接続と情報へのアクセスを提供する任務に従事していました。アストロスケール英国に入社する以前は、ALL.SPACE、ST Engineering iDirect、Newtec、インテルサット、SES(旧NewSkies Satellites)、Esatel Communicationsなど、衛星通信エコシステムで特に知名度の高い企業でリーダー職を歴任。キャリアの初期には、戦略国際問題研究所(CSIS)、ワシントンDCのメキシコ大使館、NASAで研究やプロジェクト開発に従事し、インターネットサービスの手配や環境モニタリングのためのリモートセンシングなどに携わっていました。 

セントルイス・ワシントン大学で経済学の学士号を、ジョージ・ワシントン大学で国際関係学の修士号を取得。スペースキャンプの優秀な卒業生でもあります。