Astro Digital、アストロスケールのシンプルで革新的なドッキングプレートを統合して責任ある衛星運用を実現 

投稿日: 2023年7月31日 カテゴリー:ニュース

東京、日本、2023 年 7 月 31 日– 軌道上サービスの世界的リーダーであるアストロスケール本日、完全な宇宙ベース システムとミッション サポートの世界的プロバイダーであるアストロ デジタル US Inc. との新たなパートナーシップを発表しました。このパートナーシップにより、アストロスケールの第 2 世代ドッキング・プレートアストロ デジタルのモジュラー衛星バスに組み込まれ、責任ある衛星運用に向けてエンドオブライフ サービスの準備が整います。

アストロスケールの第二世代ドッキングプレートは、EOLなどのサービスの準備に向けた業界標準と軌道上サービスの新たなベンチマークを確立するとともに、国際的なベストプラクティスとガイドラインに沿った、持続可能でスマートな、責任ある衛星運用という新時代の到来を約束します。Astro Digitalは今年後半に最初のアストロスケールドッキングプレートを受領し、2024年第4四半期に打ち上げを実施する予定です。 

アストロスケールの商務担当ディレクターであるアンドリュー・ファイオラは、次のように述べています。「当社の第二世代ドッキングプレートをAstro Digitalにご提供できることを光栄に思います。アストロスケールのドッキングプレートをプラットフォームに装備していただくことで、バスメーカー各社の間でリーダーシップを発揮し、将来の捕獲サービスや除去に備えた宇宙機を提供することが可能になります。これにより、衛星オペレーターは宇宙での柔軟性の維持と責任ある行動を実現できます。さらに、ドッキングプレートを組み込むことで、アストロスケールのELSA-M捕獲機(サービサー)のような軌道上サービス宇宙機をクライアント衛星と安全にドッキングして、衛星を軌道から移動または除去して安全かつ簡単に廃棄することができます。」 

Astro Digital US Inc.の共同設立者兼CEOであるクリス・ビディ氏は、次のように述べています。「当社は、革新的な企業とその宇宙をベースとしたイニシアチブをサポートし、加速させたいと考えています。それと同時に、Astro Digitalと当社の顧客は、責任ある事業運営と宇宙の持続性の確保を望んでいます。スペースデブリの削減は持続可能な宇宙にとってきわめて重要な活動であり、Astro Digitalには果たすべき役割があると認識しています。アストロスケールのドッキングプレートを当社の衛星バスの設計に組み込むことは、責任あるオペレーターであり続けるという当社の目標をサポートするものです。設計がシンプルで互換性があるため簡単に統合でき、当社のお客様は日々の業務と並行してスペースサステナビリティ(宇宙の持続可能性)を維持できるようになります。」 

今回の発表は、小型宇宙機開発における新進技術と先端技術をテーマに米国ユタ州で開催されたSmall Satellite Conferenceにて、衛星業界各社に対して行われました。Astro Digitalとアストロスケールのパートナーシップは、以下のようなグローバルイニシアチブに沿って衛星運用とスペースサステナビリティを組み合わせていく重要な一歩となります。 

アストロスケールのドッキングプレートとEOLサービスにより、バスメーカーや衛星オペレーターは宇宙での活動を発展させつつ、次世代のために宇宙の持続性を確保することが可能になります。 

For more information about Astroscale and the Generation 2 Docking Plate, email salesDP@astroscale.com. ​