Nobu Blogs:私たちはどこまで来て、どこへ行くのか?

2019年2月28日 投稿ブログで投稿

スイーパーの皆さん、こんにちは!

もう2月末だなんて信じられません。今年に入り宇宙業界では、すでに素晴らしいニュースがたくさんありますが、中でも特に2つの前代未聞のミッションを祝福したいと思います。一つはやぶさ2が小惑星リュウグウに着地を果たしたこと、そしてもう一つは、OneWebの最初のグローバルインターネット衛星6基が軌道への打ち上げに成功したことです。世界中で新たな宇宙ミッションが継続的な進歩を見せているのは素晴らしいことです。

商業宇宙時代が着実に進んでおり、減速の兆しが見られないことは明らかです。宇宙の利用が増えるにつれ、各国の政府や国際機関が地球の軌道を規制し保護する必要性をより深く認識するようになったことは重要なことですし、心強いことです。宇宙の持続可能性が、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の下で社会的責務と見なされていること、そしてその状況において、アストロスケールが革新的かつ不可欠な役割を担う会社として広く認識されていることを誇りに思います。

アストロスケールは創業6年目に入り、ますます宇宙をきれいにする取り組みへの熱意と使命感を強め、成長し続けています。日本と英国のチームは、2020年前半にバルコヌール基地からソユーズ2ロケットで打ち上げられる予定の、先駆的なEOLサービスの実証衛星「ELSA-d」の準備をしています。ソーシャルメディアやこのブログを通じて、今後の進捗状況をお知らせしますので楽しみにしていてください。

来年にかけてアストロスケールは多忙な日々が続きます。今年参加する予定の多くのグローバル会議のひとつでお会いできることを願っています。4月に宇宙シンポジウム(アストロスケールの世界的プレゼンスの拡大について大きな発表を行います)、5月にSatellite 2019、8月にSmall Satellite Conference、9月にUK Space Conference、10月に国際宇宙会議(IAC)、その他にもいくつかの会議に参加します。

宇宙に持続可能性を!次回の投稿をお楽しみに!

岡田光信