アストロスケールCEOの岡田光信、2022年の国連世界宇宙週間の名誉議長に就任
持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼CEO 岡田 光信、以下「アストロスケール」)は、この度、創業者兼CEOの岡田光信が、2022年の国連世界宇宙週間(World Space Week)の名誉議長に就任したことをお知らせいたします。国連世界宇宙週間とは、宇宙科学技術が人類の発展に貢献してきたことを世界的に祝い、宇宙への関心を高めることで、宇宙空間の探査と平和的利用についての国際協力を促進しようと、1999年の国連会議で定められた国際週間です。本年議長を務める岡田は、今年10月4日から10月10日に開催される国連世界宇宙週間と、国連世界宇宙週間の本部であるWorld Space Week Association(WSWA)へのグローバルなサポートを促進します。
WSWAプレジデントのデニス・ストーン氏は、以下のように述べています。 「岡田光信氏とアストロスケールは、『宇宙と持続可能性』という2022年の国連世界宇宙週間のテーマを象徴しています。彼と同社は、宇宙環境の保護と地球を持続させるための宇宙の利活用を推進しており、議長に岡田氏を迎えられることを嬉しく思います。」
アストロスケール創業者兼CEOの岡田光信は、以下のように述べています。 「アストロスケールは宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)の実現に向けて毎日励んでいます。宇宙と持続可能性が今年の国連世界宇宙週間のテーマに選ばれ、自身が名誉議長として推進できることを大変嬉しく思います。本年のテーマは二つの理由から重要です。 一つは、宇宙関連技術が2030年までに国連の持続可能な開発目標(SDGs)を達成する上で重要な役割を果たすこと。もう一つは、衛星運用者にとって、軌道上でのニアミス発生がコスト増加となり、宇宙機の衝突という現実味を帯びたリスクが、急成長する宇宙経済の可能性を脅かしていることです。私たちはグローバルコミュニティの一員として着実に進歩を遂げていますが、この機会を通じて、宇宙の持続可能性について一般の方々の意識をより高め、コミュニティとしても考えを深めていけることを楽しみにしています。」
毎年10月4日から10月10日に開催される国連世界宇宙週間は、地球上最大の宇宙関連イベントです。昨年は90以上の国で6,400以上のイベントが開催され、Twitter上でのインプレッション(投稿等がタイムライン上に表示された回数)も7億を超えました。イベントは、主に宇宙関連の組織や学校によって開催されます。
岡田は宇宙業界における有識者として高い評価を受けており、国際宇宙航行連盟(IAF)副会長、国際宇宙航行アカデミーメンバー、The Space Generation Advisory Council (SGAC)アドバイザリーボード、英国王立航空協会フェロー(FRAeS)等の職務を兼務しています。
また、2021年まで宇宙技術に関する世界経済フォーラム評議会グローバル未来評議会の共同議長を務め、国々の責任ある行動を奨励することによって長期的な持続可能性を確保するために設計されたシステムである宇宙持続可能性評価格付(Space Sustainability Rating)の概念を開発する上で重要な役割を果たしました。
創業以来、当社は2022年TIME誌の「世界で最も影響力のある100社」選定、米国宇宙専門誌Via Satelliteによる「Satellite Technology of the Year」、Space News 2020リーダー・オブ・ザ・イヤー(Small/Medium Business部門)、ネテックスプロ2020 グランプリ、Forbes JAPAN「日本の企業家ランキング 2019 第1位」、世界経済フォーラム(ダボス会議)テクノロジーパイオニア 2017、など、数多くの受賞を誇ります。
今年の国連世界宇宙週間についての詳細は、 www.worldspaceweek.orgご覧いただくか、ソーシャルメディアで#WSW2022をフォローしてください。