アストロスケール 民間世界初デブリ除去技術実証衛星の出荷を完了
持続可能な宇宙環境を目指しスペースデブリ(以下、宇宙ごみ、デブリ)除去サービスに取り組む、株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼CEO:岡田 光信、以下「アストロスケール」)は、世界初、スペースデブリ除去技術実証衛星「ELSA-d (End-of-Life Services by Astroscale – Demonstration)」を2021年3月の打ち上げに向けカザフスタン、バイコヌール宇宙基地への出荷を完了したことをお知らせします。
アストロスケール チーフエンジニアのジーン・フジイは以下のように述べています。 「いかなる衛星の開発工程においても、衛星の出荷は大変重要なマイルストーンです。この出荷によって正式に技術実証は開発フェーズから、打ち上げ・運用フェーズへ移行することが出来ました。ELSA-dが無事に軌道に乗る日を心待ちにしています。」
ELSA-dのミッションは、スペースデブリの除去に必要なコアテクノロジーを実証する世界初の試みであり、”軌道上サービスを拡大し将来の世代のために安全で持続可能な宇宙環境を実現する ”というアストロスケールのビジョンを実現するための重要なステップとなります。
出荷完了に際して、アストロスケール 創業者兼CEOの岡田光信は、以下のように述べています。 「ここまでの道のりは長くも、非常にやり甲斐のある道のりでした。そして今 、ELSA-dは世界に先駆けた技術実証に向かおうとしています。ELSA-dの出荷に立ち合い、これが宇宙持続可能性の新しい時代を切り開く瞬間であると胸が高鳴りました。」
12月11日、弊社からの出荷の模様は下記、ビデオ、写真をご覧ください。 (協賛:株式会社三井住友銀行)