アストロスケール、取締役会に3人の経験豊富なリーダーを任命

投稿日: 2023 年 7 月 27 日 カテゴリー:ニュース

持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田光信、以下「アストロスケール」)はこの度、7月26日付で取締役会に 3 人の著名な専門家を任命したことをお知らせいたします。 

新たに加わるのは社外取締役としてソフトウェアおよびハードウェア会社であるBright MachinesのCEOであるガイル・シェパード氏と、世界的なLIDARセンサー技術の新興企業であるBarajaの元CFOであるエリカ・ニューランド氏。そして2021年11月から当社のCFOを務める松山宜弘が社内取締役として加わります。この3名の貴重な専門知識と経験により、アストロスケールの財務状況をさらに強化し、戦略的ビジョンを磨き、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)におけるイノベーションの推進を加速します。 

アストロスケール、取締役会に3人の経験豊富なリーダーを任命
左から:エリカ・ニューランド氏、ガイル・シェパード氏、松山宜弘

アストロスケール創業者兼CEO岡田光信のコメント   「この3名を新たに取締役会に迎えられることを嬉しく思います。これにより、アストロスケールは軌道上のサービスに革命をもたらし、スペースサステナビリティに貢献するための装備がこれまで以上に整いました。私たちは力を合わせて当社のビジョンを前進させ、今後何世代にもわたって宇宙を利活用できるようにしていきます。」

ガイル・シェパード氏は、ソフトウェアのビジネスとチームをグローバルで率いてきた豊富な経験を持つグローバルテクノロジーエグゼクティブです。航空宇宙、製造、金融サービス、中央政府を含む複数の分野の貴重な専門知識を有しています。同氏はキャリアを通じて、中核となるエンタープライズソフトウェア、顧客関係管理、サプライチェーン管理、および個別製造システムを再設計することにより、組織変革を推進する上で重要な役割を果たしてきました。また、Microsoft のコーポレートバイスプレジデントおよび CTO、IntelにおいてはSaffron Artificial Intelligence Groupのバイスプレジデントおよびゼネラルマネージャーを歴任しています。  

エリカ・ニューランド氏は、金融分野における専門家かつ経験豊富な取締役であり、国際的な合併と買収および世界的な製造業務に関する深い専門知識を持っています。戦略的視点と、センサー技術、ハードウェア製品、工業製造業界に関する幅広い知識をもたらします。また、同氏はDroneSenseの取締役や FLIR Systems の財務担当バイスプレジデントを歴任しています。 

松山宜弘はアストロスケールの財務機能を主導しています。財務戦略、資本市場、リスク管理等の分野に精通しており、グローバルファイナンス、投資銀行業務等で培った12年強の経験を有しています。アストロスケール入社以前は、米ゴールドマン・サックスの投資銀行部門に所属し、東京及びニューヨークを拠点として7年超にわたり数多くのグローバル企業に対する、債券、株式、M&A等の戦略的取引に関するアドバイザリー業務に従事していました。