拡大するスペースデブリ除去サービス会社の本社機能としてアストロスケールホールディングスを設立

投稿日 2019年2月1日 カテゴリー ニュース

 

株式会社アストロスケールホールディングスを設立

〜スペースデブリ除去事業の拡大を目指して〜

スペースデブリ(宇宙ごみ)除去技術の開発を行うアストロスケールは、グローバル拠点の本部として、東京に新たに株式会社アストロスケールホールディングス(ASHD)を設置したことをお知らせします。

2013年5月4日の創業以来、アストロスケールは複数回の資金調達を達成し、事業の拡大に取り組むて参りました。約六年前には、創業者が一人シンガポールで立ち上げた会社が、今では4ヵ国で60名以上を擁する組織となりました。拠点を日本(2015年)、英国(2017年)、米国(2019年内の開設を予定)と拡げる中、シンガポールを経営戦略のうち資金管理と連結会計の統括機能として残しながら、本社機能を東京へ移転させる運びとなりました。日本でのASHD設立により、経営層の各拠点間の移動効率化や、投資家へのアクセス向上などを図る考えです。

アストロスケールは、過去六年間に亘りご助言・ご支援下さった、シンガポール政府・業界関係者の皆様に、改めてこれまでの感謝の意を表すとともに、日本への本社移転とシンガポール拠点の機能集約をお知らせいたします。

2020年初頭に予定する、軌道上のデブリ除去実証実験「ELSA-d(エルサディー)」の打上げをはじめ、今後の数年間は、アストロスケールにとって重要なマイルストーンとなるでしょう。グローバル展開を推し進めながら、デブリ問題解決の為の次なるステップへ、シンガポールへ感謝を込め、日本本社より引き続き邁進して参ります。今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。