アストロスケールが欧州宇宙機関と OneWebによるサンライズ プロジェクトを通じて持続可能な宇宙利用を推進

投稿日 2019年7月9日 カテゴリー ニュース

2019年7月9日 ― 株式会社アストロスケール(以下、アストロスケール)は、この度、欧州宇宙機関(ESA)とOneWebの官民提携によるサンライズプロジェクトに関し、受注契約を獲得しました。アストロスケールは、軌道の長期的な持続可能性を確保するためにスペースデブリ除去サービスを開発する業界のリーダーであり、OneWebはグローバル衛星コンステレーションを用いての衛星通信を計画するグローバル通信会社です。

サンライズ・プロジェクトは、ESAによる通信システム先端研究プログラム(ARTES)の一環で、次世代通信衛星のための技術を開発し、低地球軌道におけるデブリ除去(ADR)の可能性を広げる目的で立ち上げられました。

他の業界パートナーと共にプログラムに選ばれたアストロスケールは、契約に基づいて、同社のデブリ除去実証プロジェクト「ELSA-d」のために開発中の技術を提供していきます。ELSA-dは、軌道上のデブリ除去に必要な技術を実証するための民間プロジェクトです。同社がサンライズ・プロジェクトに提供するソリューションは、商業サービスとしてADRが成り立つことを裏付ける上で必要な技術を成熟させ、最終目標である持続可能な軌道環境構築を支援します。

アストロスケール チーフ コマーシャル オフィサー兼英国アストロスケール社長のジョン・オーバンは次のように述べています。「アストロスケールが、このプロジェクトで欧州宇宙機関およびOneWebと提携し、宇宙開発の新しい段階の幕開けに参画できることを大変喜んでいます。アストロスケールは、スペースデブリ除去に取り組む初の民間企業であるため、新しい宇宙エコシステムの最前線にいる先駆的企業であるOneWebと協力するのに適任だと確信しています。このコラボレーションは、欧州宇宙機関、OneWeb、アストロスケールが、軌道上のデブリを積極的に管理する姿勢を示しており、開発された技術が次世代のために宇宙を持続可能な状態に保つのに役立つことを期待しています。」

OneWebのミッション・システム・エンジニアリング・ディレクターであるTim Maclay氏は、次のように述べています。「私たちは、宇宙はグローバルで共有する天然資源であり、自分たちが活動する環境を保護するのは私たち全員の責任だと信じています。OneWebでは、責任ある衛星設計と運用慣行の採用、および宇宙環境の管理を促進する新技術の開発に取り組んでいます。すべての宇宙ユーザーの未来のためにADRの概念、技術、およびビジネス戦略の前進を目指し、欧州宇宙機関およびアストロスケールと協働できることを誇りに思います。」

欧州宇宙機関のプロジェクト・マネージャーであるWael El-Dali氏は、次のように述べています。「新しい衛星コンステレーションの使用における課題をクリアするには、多様な分野における高レベルのイノベーションが必要になります。アストロスケールやOneWebなどの新しい宇宙企業が、ARTESプログラムの多様性を利用して、急速に変化する競争の激しい市場で世界をリードするイノベーションを実現できることを嬉しく思います。」

アストロスケールの契約期間は12か月で、2020年4月までにプロジェクトを完了する予定です。

英語のプレスリリースはこちらからご覧ください 。