平井卓也宇宙政策担当大臣がアストロスケールを訪問

2019年3月29日配信 ブログに投稿

2019年3月25日、平井卓也内閣特命担当大臣(宇宙政策)と高田修三内閣府宇宙開発戦略推進事務局長が東京のアストロスケール本社を訪問しました。2人は、軌道の安全確保への取り組みに携わる従業員たちに出迎えられ、私たちがどのように宇宙の掃除をするのかを理解し、スペースデブリ除去の実証衛星「ELSA-d」の進捗状況を確認しました。

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アストロスケールの創業者兼CEOの岡田光信は、私たちが直面している現在の状況と、軌道上の既存デブリと、今後数年間で追加されるであろうデブリを取り除くためのサービスが必要な理由について説明しました。そして、私たちがどのように技術やビジネスケースを開発しているか、宇宙空間をきれいに保つための政策に関する話し合いにどれだけ積極的に参加しているかを説明しました。

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ソフトウェアチームは、AR技術によりELSA-dの開発をより速くより効率的に構築する方法を紹介しました。

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ELSA-dが組み立てられているクリーンルームの見学中には、エンジニアチームがドッキングメカニズム、光学センサー、ソーラーパネルウィングといった衛星のコア要素について説明しました。

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最後に、スペーススイーパーズがゲストに挨拶しました。

訪問を終える前に記者会見が開かれ、平井大臣は、宇宙を持続可能性を保つという私たちの壮大なミッション、私たちの技術力、そしてスペースデブリに関する国際的な議論への日本の貢献を主導していることに対してアストロスケールを賞賛しました。

そして、日本政府と各省庁は世界の国々と共に、2020年前半に打ち上げを予定している実証ミッションに向けて準備をしている私たちを見守り続け、支援して行くとコメントしました。

 

その他の写真はこちらから入手できます: https://www.flickr.com/photos/astroscale_/albums/with/72157704304436112