宇宙ごみ除去に取組むアストロスケール 東京都が実施する最大5億円の補助金事業への採択決定

投稿日 2020年1月23日 カテゴリー ニュース

宇宙機の安全航行を目指し、スペースデブリ(以下、宇宙ごみ、デブリ)除去サービスに取り組む、株式会社アストロスケールホールディングス(本社:日本、創業者兼CEO:岡田 光信、以下「アストロスケール」)のR&D拠点である株式会社アストロスケールは、東京都が実施する「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」令和元年度の採択企業として選出されたことを発表します。

本プロジェクトは、東京都が昨年度より実施する、都内ベンチャー・中小企業の革新的なサービスや製品を対象に、開発・改良・実証・販路開拓等に要する経費の一部について、1/2(最大5億円)を上限として補助するものです。事業総額として約10億円の申請を行ったアストロスケールは、東京都より約三年間拠出される補助金を活用し、グローバルでの販路拡大、共同研究開発の推進の他、顧客や顧客衛星の安全性審査・リスク調査や財務・人材強化に取り組みます。また、大手損害保険会社と協働し、デブリ除去事業に係る販路の提供や同事業専用の保険開発及び運用も見据えています。

近年、民間企業が地球観測や通信サービスの展開を視野に、数十機から数万機単位で小型衛星を打ち上げる「コンステレーション」の台頭が目立ち、これまで以上にデブリの低減・除去策の必要性が問われています。アストロスケールでは、デブリをこれ以上増やさない努力として、今後打ち上がる人工衛星が寿命を迎えたり恒久故障の際に除去を行う、軌道上サービスの実現を目指し、2020年にデブリ除去の為の実証実験衛星「ELSA-d(エルサディー)」を打ち上げます。長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指し、当社では、デブリ除去に関わる技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、規範やベストプラクティスの策定に努めています。

アストロスケールグループCOOでR&D拠点代表取締役のクリス・ブラッカビーは、以下のように述べています。 「デブリ除去が成長市場を迎える今、この東京都の助成金は、我々のデブリ低減・除去の為の技術開発やビジネスモデル・法規制への取組みへ大いに貢献するものと捉えています。社会での宇宙利活用がより一層進む中、デブリ問題解決に向け長期で実行可能な解決策を見出すことは、宇宙産業に身を置く私達の責務だと言えるでしょう。アストロスケールでは、ELSA-dをはじめ、引き続き宇宙ごみ問題の解決の為に技術開発に取り組んでいきます。」

英語のプレスリリースはこちらからご覧ください 。