アストロスケール 創業者兼CEO 岡田光信 Space Newsが選ぶリーダー・オブ・ザ・イヤーを受賞

投稿日 2020年12月14日 カテゴリー ニュース

 持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(以下、宇宙ごみ、デブリ)除去サービスに取り組む、株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区 以下「アストロスケール」)は、同社創業者兼CEOの岡田光信がSpace News のExcellence & Innovationアワード2020のSmall/Mediumカテゴリーにおいてリーダー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことをお知らせします。

このアワードの主催者であるSpace Newsの編集長のBrian Bergerは同社のイベントで岡田の2020年の実績について以下のように述べました。 「2020年、彼は5100万ドルの資金調達を終え、累計で1億9100万ドルの資金調達を達成しました。また、アストロスケールはGEO衛星サービスへの足掛かりとなる知的財産を取得、世界初の民間によるデブリ除去技術実証衛星であるELSA-dの打ち上げの準備を完了しています。また彼は10代の頃、スペースキャンプに参加するために日本からアラバマへ始めた旅が、今年、国際宇宙航行連盟の副会長に就任した時に一周したように思います。」

このアワードは、宇宙業界への貢献が認めたれた米国宇宙軍のJohn W. “Jay” Raymond作戦部長や、欧州宇宙機関(European Space Agency: ESA)のJan Woerner長官、元空軍Heather A. Wilson長官、SpaceXのGwynne Shotwell社長兼COOなど過去の受賞者を含む委員会により選出されました。

受賞にあたって岡田は以下のように述べています。 「Space Newsと選考委員会に深く感謝しています。今回の受賞は、宇宙の持続可能性への取り組みの重要性が認めたれたと思っています。軌道環境は再生不可能な天然資源であり、国連によって定義された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け取り組む中、宇宙資源やそれを開発する技術なしでは、地球の持続可能性を実現するのは不可能であるという認識が高まっています。 アストロスケールは、スペースデブリによるリスクを軽減し、持続可能な宇宙システム開発と行動を促し、将来の世代のために地球上での生活の質を向上させます。そのために、技術ソリューションを開発し、業界と協力してビジネス目標を実現し、責任ある宇宙政策の策定を支援していきます。」

Space News アワードは、世界の宇宙産業における卓越性と革新に対する貢献を、2017年から毎年表彰しています。 カンパニーリーダーアワードは、役職に関係なく、リーダーシップを発揮する民間企業の従事者を対象としています。その中でSmall/Mediumカテゴリーは従業員が2,500人未満の企業を対象としています。

岡田は、グローバルの宇宙コミュニティの一員であり、国際宇宙航行連盟の副会長、世界経済フォーラムの宇宙に関する世界未来評議会の共同議長を務めています。その中で岡田は、宇宙持続可能性の概念を促す上で重要な役割を果たしていました。今後も宇宙開発の活動をしている国や企業に責任ある行動を促し、長期的な持続可能性を確保するために貢献してまいります。

英語のプレスリリースはこちらからご覧ください 。