アストロスケールが第二世代ドッキングプレートを導入、衛星事業者にとって軌道上のサステナビリティと柔軟性を容易に
衛星サービスと全軌道にわたる長期軌道持続可能性のマーケットリーダーである株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼CEO 岡田光信、以下「アストロスケール」)はこの度、待望の第二世代ドッキングプレートを発表いたしました。
アストロスケールの第 2 世代ドッキング・プレート、耐用年数終了およびその他の保守準備に関する業界標準を確立し、軌道上保守の新たなベンチマークを設定し、国際的な衛星運用と連携して、宇宙における責任ある持続可能なスマートな衛星運用の新時代の到来を約束します。ベストプラクティスとガイドライン。
軌道上のデブリは、宇宙環境と稼働中の衛星にとって大きな脅威となります。この問題に対処するため、第二世代ドッキングプレートには、世界中の衛星事業者が衛星のEOLフェーズを前もって管理できる最先端技術が組み込まれています。安価で軽量なドッキングプレートを衛星の設計に組み込むことで、事業者は将来の捕獲サービスや除去に必要な機能を衛星に備えることができ、プロセスを簡素化して今後の運用コストを最小限に抑えることができます。
アストロスケールの第二世代ドッキングプレートには多種多様な機能が備わっており、コンステレーション事業者やバスメーカーにさまざまなメリットをもたらします。高性能かつ将来を見据えたシンプルな設計になっているため、世界中で製造されている各種衛星に容易に組み込むことができます。複数のドッキング技術との互換性も高く、柔軟性に優れているため、サービサーを問いません。また、先進の基準マーカーで高精度の光学測定を実施し、サービスミッション中の精度と安全性を高めることも可能です。ドッキングプレートのユーザー向けガイドラインは現在、NDAのもとでご覧いただけます。
第二世代ドッキングプレートにはフライト経験を重ねた技術が採用され、その技術はミッションの実績と厳重なテストによって検証済みであるため、低リスクのソリューションとなります。さらに、アストロスケールが築いてきたサプライチェーンによる迅速な顧客対応、15年以上のフライト寿命をサポートする長期間の耐久性も備えています。
アストロスケールの最高技術責任者(CTO)であるマイク・リンゼイは、次のように述べています。「衛星にドッキングプレートを装備することは、宇宙運用の持続可能性と柔軟性を向上させるために事業者がとれる対策の中では、比較的小さいながらも重要なステップです。当社の第二世代ドッキングプレートは軽量で邪魔にならず、さまざまなサービス提供方法の出発点として、そして地球の軌道資源の責任ある利用に向けた出発点としてご利用いただけます。このドッキングプレートは、シンプルでエレガントな設計こそ最も有用であるという考えをまさに体現しています。」
For more information about Astroscale and the Generation 2 Docking Plate, including access to the Docking Plate Interface Guidelines document, email salesDP@astroscale.com.